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by xiaotao_b

出産記

あんなに辛かった出産なのに、、、すでにそんなこと忘れかけてきた今日この頃。
なので、ここいらで出産記書いておくことにしました。


10/28(予定日4日前) 
なんだか腰と脚がむずむずと痛んで良く眠れず、何度もトイレへ
早朝、おしるしが来たことに気付く。
確か本には おしるしが来ても陣痛が始まるのはまだ先と書いてあったので
とりあえずいつも通りダラダラのんきに過ごしていたら 念のため病院へ電話しろと母さんに促される。しぶしぶ電話。入院の準備をして今すぐ来るように指示されてしまった。
12:00 
ぼんちゃんに付き添われタクシーで病院へ
内診- 子宮口1cm開
陣痛らしき痛みは まだ不規則でたいして痛くもなかったけれど
モニターをつけて 子宮の収縮をみてみることに。 
2Fへ移動。
優しい光りが差し込む部屋にジャズが流れ なんとも言えないノスタルジックな雰囲気。そんな中で横たわりモニターチェック。
私が感じているよりも ちゃんと陣痛が規則的にきているようだったので とりあえず5時まで様子をみ、陣痛が強くなればそのまま入院、弱くなってしまったら一度帰宅することに。
13:30
ひとまず入院部屋に入り お腹が空いたので食事をとる。
近所なら外へ出てもいいと言われたけれど なんともゆる〜いこの病院、病室から直接出前取れるよう、御丁寧に出前ファイルなんかもあったりして、長崎皿うどんを注文。こんなときなのにかなりガッツリ食べてしまった(苦笑)
その後、いっこうに陣痛が強くなる兆しがないまま 昼寝したりして五時まで過ごす。
17:00
再度モニターチェック。相変わらずあまり自覚はないものの陣痛は規則的。
内診- 子宮口2〜2.5cm開
子宮口が開いて来ているので そのまま入院することに。
うまく進めば明け方には産まれるだろうと言われる。
気がつくと 私のほかにも産気づいてる人がいて 今夜は忙しいぞーとおじいちゃん先生はなんだか嬉しそう。。
18:00
陣痛の間隔をメモし始める。
ちびまる子ちゃんの親友のたまちゃん似の助産師さんが挨拶にきた。誠実で優しそう。
22:00
陣痛の間隔は狭くなってきているが まだ我慢ができる程度の痛さ。でも、だんだんメモを取るのが億劫になっていく。
いつのまにか外は雨。同じ頃入院した妊婦さんが次々と分娩室へ。初めて聞く出産時の叫び声に ぼんちゃんと二人かなりビビる。自分も数時間後にはこうなるかと思うと恐くなる。

0:00
日付け変更とともに、急激に痛みが増してきた。右下横向きの体勢から反対に向きを変えようと試みるが腰に激痛が走る。体勢を変えたいが ヘルニアのせいなのか全く体勢を変えられない。
2:00 
脚の付け根と腰がとにかく痛い。まだ子宮口の開きはあまり進んでなかったが、助産師たまちゃんの判断で早めに分娩室へ移動することに。
陣痛の合間に移動するが、すでに支えられないと歩けない状態。この時点でスタスタ歩けないようでは とても水中出産は無理だと言われる。(水中出産は子宮口が全開になった最後の最後の産む直前に自らプールへ跨いで入らなくてはならないので。。)
ぼんちゃん立ち会いのもと、なんとか分娩台へあがる。
相変わらず右下横向きの体勢。腰が痛すぎてこの体勢以外とれないため、横向きのまま出産することになった。
3:00 
痛みはますます増すばかり。脚が付け根から皮を剥ぎ取られ、もぎ取られるような痛さ。頭の中ではカエルの解剖の映像が浮かび、心の中では「もう腹を切ってくれ〜〜」と繰り返し叫んでいた。そんな中、なぜか母さんが分娩室に?!正直嫌だったが、そんなことを訴える余裕はなく そのまま右側でぼんちゃんの手をしっかり握りしめ、左側では母さんに腰を支えられ、陣痛と格闘。咽が乾いて水が飲みたいが言葉が出てこない。それどころか痛すぎて目も開けられない。吐き気もあるが吐く余裕さえない。腰が砕け散るように痛い。

いつのまにか子宮口全開。
いきむよう言われるが自分ではいきめているのか何なのかよくわからない。骨盤が狭いせいか、あと1cmのところから赤ちゃんがなかなか下りて来られない。陣痛の波に合わせて何度も何度もいきむがあと一歩が進まない。その度赤ちゃんの心拍が弱るがすぐに復活し出てこようと頑張ってくれる。しかし進まない。赤ちゃんの頭にはすでに産瘤(産道を通るときに強く圧迫され、押し上げられてできたコブ)ができていると言われる。
ようやく先生が合流し、なかなか産まれないので 会陰切開して吸引するかどうか聞かれる。本当は極力自然に産みたかったのでやりたくなかったが、あまりの辛さにどうにでもしてくれ状態の私、、即答でokしてしまった。

いよいよクライマックス。
激痛の中、仰向けになる。麻酔後、会陰切開。何ケ所切られてるのかわからないが、そんなことより仰向けでいるためさらに腰が痛む。もう完全に下半身不随になると思った(泣)吸引の準備をしている間も陣痛はひたすら続く。間隔なんてほとんどない。最後、とにかく長くいきむよう言われ、息ができないほどいきむと同時に吸引。
頭がもわんっと出るのがわかる。そして、、、スルンッ!

6:20 女の子誕生♪
誕生の様子をしっかりビデオに収めたぼんちゃん
(ス、スゴい。あとから見るとこれまた凄いのね。。)

産まれた瞬間、ぼんちゃんは驚き、母さんは涙。。
無条件にこの瞬間は感動するものかと思っていたが、私はただ終わった。。。としか思えず、放心状態。まだへその緒で繋がったままのふにゃふにゃの我が子を胸に乗せられても、本当に私の子なのか何なのか、、人間の形をした異星人に出会った感じだった。
今まで私の一部だったのに へその緒が切り離され、ちゃんとひとりの人間になった赤ちゃん。思っていたよりは小さかったけれど体重3392g。出てくるのが相当辛かったのか、産まれると同時にうん○してしまった為 実際には3400gはあったと思われる。おっぱいを含ませると一人前に吸い出した。本能ってすごい!
後産後、会陰の縫合。これがまたチクチクと痛かった。。でもおじいちゃん先生は産科一筋50年の名手。(おかげで今ではほとんど元通りにまで回復)
見せてもらった胎盤は想像よりずっと大きく、きれいで真っ赤なレバーの様だった。
しばらく分娩台の上で休み、そのまま朝食を頂く。疲れ果てて箸を持つのも辛かったが完食。その後、病室まで自分の足でちゃんと歩いて戻れたことにびっくりした。

小さな病院でこの日4つの小さな命が誕生。
雨だったからか、なんなのか、こんなに重なるのは一年に一度あるかないからしい。助産師たまちゃんは大忙しだった。


出産を終えてみて、理想通りにはほとんどいかなかったけれど 最初から最後までぼんちゃんに付き添ってもらえたのは本当に良かったと思う。一人ではとてもじゃあないが産めなかった。とにかく感謝です。ありがとう、そしてお疲れさまでした。。 
 
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by xiaotao_b | 2006-11-10 13:40 | 大事、だいじ